その笑顔が見られるだけで

6人のいる世界はこんなに美しい

2021年3月12日の私へ。

今更ながら、あの日の自分を振り返ってみようと思う。

正直、2021年3月12日15:36にあのメールを受信し開いた瞬間には、頭の隅では分かっていたのかもしれない。でも、心では取り繕って、嬉しいお知らせだ、と信じた。

その日、本当にたまたま、友人(私がV担であることは知っているが、アイドルにはあまり明るくない)と会う予定でいて、待ち合わせ時間がちょうど16時だった。メールを受信したのは外出の支度をしている時だったと思う。動揺しながら、待ち合わせ場所に行って、「ごめん、この報告一緒に見てくれない?」って、一緒に読んでもらった。動画も、一緒に見てもらった。あんまり詳しくないのに、一緒に見てくれて本当に本当にありがたかったなと今もつくづく思う。あの時あの瞬間、1人じゃない状況で過ごせて本当に助かったと思う。

報告の動画は、あまりにもV6すぎて、悲しいはずなのに笑っていた。悲しいのに、寂しいのに、いつも通りすぎて。普段通りすぎて。あれ以降、全く見られないかと思いきや2.3回見れたし全部結局笑いどころがあった。こういう報告動画って、だばだば泣きながら見るもんだと思ってたのに。

確かにね、報告当日その瞬間、本当に泣きたかったのにそんな動画と言葉たちだから逆に涙が出てこなかった。でも、健くんがファンの感情全てを分かっていた。その当日の夜、友達(Jに精通している)と電話しながら、にこ健その821で言われた通りにテレパシーを聞いたら、ちゃんとしっかり泣くことが出来た。ぼろぼろに泣いた。気持ちを一旦洗うことが出来た。汚れてしまった心を洗濯、ってこういうことかな?

2016年3月に6人のことを深く知って、ハマって初めて出たシングルが「beautiful world」でした。初めて買ったV6のCDでした。その通常盤に入っていたトニカミ曲が、「不惑」(20th Century)と、「テレパシー」(Coming Century)でした。テレパシーの浮遊感が、好きだった。バイバイって繰り返される言葉が、好きだった。その曲で、5年後に言葉通りめちゃくちゃに泣かされるとは思わなかった(語弊がある)。始まりと終わりが一緒だって運命だと感じてもいいかな。こればっかりは良いって許してね。

あの日の自分へ。2021年11月1日とそれ以降、寂しさ・悲しさ・苦しさ・負の感情しか待ってない、と思っていたでしょう。それは全然違うよ。

V6が、くれたもの。

avexさんが開設してくださったインスタアカウント「V626_avex

V626特設サイトでつくられた「V626ダイアリー」

「僕らは まだ/MAGIC CARPET RIDE」

「STEP」と、メッセージを伝えるチャンスを沢山くれたこと

奥底で繋がる6人の男たちと歌われる「Full Circle」

「V6 groove」と名付けられた有観客ライブ

ファンのみんなとも繋がっていられた「V-Land」

「Remember your love」と名付けられた、6人それぞれの思いが詰まった曲名が散りばめられたオードパルファム

V6ファンにしか分からない「干支シックス」グッズたち

森永製菓さん・ピノからの愛「なかよしでいこう」

SoftBankさんからの愛「V6 5G LOVE」

愛が詰まっていた「V6 POP UP STORE」

発売日:10/26にもこだわりをもったベストアルバム「Very6 BEST」

6人と私をつなぐお名前入りスペシャルBOX「Very6 BEST」と11/26から始まるXmasアドベントカレンダー

表紙を自分たち(岡田さん)がシャッターを切るのが史上初とうたわれた、anan10/27号をはじめとするあたたかい表紙と中身の雑誌たち

V6の末っ子さんが、ただただ愛をもって撮影してくれたその名の通りの「家族写真」

学校へ行こう!」など、しみじみで終わらせず6人が6人の意思でただただ笑って閉じようとした番組たち

アマプラ配信「#V6LIVECOLLECTION」

「親愛なる君へ」→「Timeless」と二つの名をつけられた10金ネックレス

ライブ本編最後に歌ってくれた曲「目を閉じれば」

ライブアンコール終了後に、現地でも撮っていいよって言ってくれた6人の手の写真と愛しかない言葉たち。

「ブイロクの木」

V6の最後の作品「WANDERER」「鏡」

解散する11/1当日まででも、上げたらキリがないほどの、プレゼント。

 

 

けれど、解散してからも、ずっとプレゼントをくれている。

トニ・健くん・岡田くんそれぞれのFC発足とそれに伴った大切なプレゼントとお手紙たち

健くん発案の、FC家族割

11/2の健ラヂ

健くんのインスタアカウント開設

岡田くんのanan AWARD 2021 大賞受賞

「V-Land Portal

坂本くんの番組「Gift for X」

長野くんの番組「長野博の極めしモノ」

井ノ原くんのドラマ「めぐる。」

岡田くんの主演が決まった映画「ヘルドッグス」

剛くんのTwitterアカウント開設

剛くん主演、短編映画「DEATH DAYS」年末3夜連続YouTubeで公開

剛くん個人FC開設

健くんクリスマス生配信

2019年からのシングル12枚が入る、スリーブケース

V6からの最後の会報、と付属する宝物

6人のおかげで、11/1以降も変わらず幸せだし、なんなら去年の年末年始よりいろいろと忙しい。録画容量もあけなきゃ!なんという嬉しい誤算。

何より、その全てが、V6の6人がお互いを真っ当に愛していたこと、ファンはV6に真っ当に溢れるほど愛されていたことを証明している。解散は、確かに全てをまるっきり変えてしまうようだけれど、V6は違った。その2文字では無い言葉を作って欲しいくらい。こんな円満で大事にしているのが分かりすぎる「それ」があるか?どこまでも前人未到をいくのな。V6を愛する、ことを、メンバーたち的からも、世間的にも、11/1以降も寛大に許されるんだ(言葉を選ばないのならば)。変わったのは、6人が揃ってシングルを出したりライブをしたりすることがなくなり、6人が6人それぞれで新しい道を進んでいること。

だから、2021年3月12日の私へ。2022年になった今も、私は幸せだよ。驚くほど。そこまで心配しないでね。とか言ってたら剛くんからのあけおめが発信されたし、健くんのストーリーがあがったよ。ほら、また幸せ。