『空ばかり見ていた』見てきました

月曜日で、いつもの私ならいちばん大嫌いな曜日だけど今日だけは！素敵な日！！

1年と3ヶ月ぶりくらいに、生の剛くんが見られる日！！めちゃくちゃ楽しみにしてきました…実を言うと今絶賛就活中でして…めちゃくちゃ予定詰めすぎて、行く公演日3日前に風邪をやらかしたなかで、絶対に今日までに治す！！！！！！という強い気持ちのもと過ごしたら本当に今日治ったのでびっくり。まあそんな話はいいんですよ。

舞台『空ばかり見ていた』。東京公演からずーっと、めっちゃ難しい、理解が追いつかない、パラレルワールド？？なんていう不穏(？)な声が、噂があったので、戯曲本をまず買った。読んだ。書店員続けてるので、文芸担当のスタッフさんに頼んで、3年やってきてなかなか聞かない出版社だったから不安だったけど、なんとか発売週には手に入れた！！(地方民つらみ)

戯曲本ってなかなか読んだことなかったので、ちょっと違和感感じながらも公演までに読み終えた。確かに、話し相手がいつの間にか消えていてそれよりも少し過去の話になっている表現があったり、誰の視点で語られているか最初からははっきりしないなと思われる箇所があったりと、初見で観るのは難しかっただろうなという感じの内容。1回自分の中に落とし込んでからじゃないとこれは解釈難しいぞ？？？

そんなわけで、いったん、登場人物がそれぞれでどういう立ち位置にいて、とか目を通した上で、今回挑みました！今回はなんか本当、「観る」ももちろんあるんだけど「挑む」のニュアンスも入る。

読んでる時に、演者さん達みんながどんなふうにこのセリフたちを言うんだろう、と想像しながら読んだけど、やっぱりイメージ通りじゃない部分て多かった。あたりまえか。

こっからは物語やセリフのネタバレあります。まあ戯曲本出てるんでネタバレもなにもないんだけど。

まあ反政府軍としてのメンバー達と捕虜二人と保険会社の田中さん。という構図ではある。簡単な構図！と言いたいところだけどね。

なんせ最後までね、、、、、

リンさんを襲ったのが誰か、とかメンバーの誰かや田中さんは死んでいるのか、とか明言されないままなのでね……

確かに、戦争とか反政府軍とか、物騒な話ではあるんですけど、笑えるところはたくさん笑えた。いやまあ、アドリブ今回あんまりというか全然無いなとは思った。全部実際読んだ、れっきとしたセリフなのに、やっぱ笑っちゃった。というか、文字で読んでも何も思わなかった部分・セリフでも、実際言葉に出されたり表情を見たり言い方？を感じたりすると全然受ける印象違うんだな、と節々に感じ取れた。これは収穫かも。

あと、今回の剛くんに関して言うと、かわいかった！！

例えば、穴掘り・穴埋め終了の祝杯のところでの、秋生と石川のやりとりでの、「仮に石川が悪い奴」からの追いかけっこ。読んでる時から絶対これはかわいい、と思っていたらその想像以上に走り回る姿可愛すぎたので剛くんは天才(モンペ)。

例えば、土居と秋生のくすぐり合いからの「適当なとこ座るか」で、空気椅子する剛くん。少しの時間じゃなく思ってたより長くやっててかわいかった(モンペ)。

例えば、物語もわりと終盤、リンさんにとってその時その場にはいなかったことになってる秋生。驚かせようとして土居と上着交換して…って準備してたけどすんなりリンさん来ちゃって、「あ…。」って発する秋生。戯曲本のセリフだけだと、本当に「あ…。(と固まる)」としか書いてないんだけど、あまりにも剛くんの「あ…。」は可愛すぎた。なんなの、1文字発するだけでもあれだけ可愛いのなんなの！！(逆ギレ)

そんなように、端々で剛くんの可愛さ感じられて私は幸せです。しかも、1年ちょっと前に見た時より少しだけ近い席(アルファベット的に真ん中より少し後ろ？)で観ることができたので*1、鮮明に、人物を見られました…。自分の席に届く声は、なんだか意外と聞こえにくいと思うところがあって、それは反響とかのせいだったのかな？？だからなのか、今なんて言った？？と節々で感じていた。だけど！！剛くんの発する声は違った、全てちゃんとわかることが出来た！本当に剛くんすごい…(語彙力の放棄)

そして剛くんだけじゃなく平岩紙さん演じるリンさんもめちゃくちゃかわいかった。ふふふって笑う様子とか。ちょっと照れちゃう場面の様子とか。かわいかったな……！！そしてそんなかわいい芝居ができる平岩さんてすごいんだな……！！と気づかせてもらえた！！！

そんな今日の観劇でした。

あれ、今回の感想ほぼ、可愛いしか言ってなくない？？？？何にしろこの思いに少しでも共感してくださったら嬉しいです。

*1:というより今まではFCで当たったことがないので、ほぼほぼすごく後列。今回やっと自分名義仕事したんです！！